中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

デリケートな話

 今回はちょっとデリケートな話を。


 診断士の勉強をしていたとき、資格は2~3年で取得するのがいいのでは?という意見を聞きました。負け惜しみではないですが、私もそう思います。1年で取得された方は、それはそれで凄いのですが、よく内容が理解出来てないことに気づかないまま、次のステップにいってしまっているかも知れない可能性があるからです。私自身、不合格後の次の年、改めて勉強をやり直してみますと、それまで自分が理解していなかったことに気付かされたことが、多々ありました。(;一_一)合格後も勉強を継続できればいいのですが、なかなか難しいです。。(-_-メ) ですので、ある程度悩んで勉強してきた人の方が、自身を見つめ直すことを経て、皮相的だった知識が血となり肉となってくるものと思います。
 当然ですが、だからといって何年もただただ勉強を続けていればよいというものでもありませんよ。。実務を通じて学ぶことの方が、もっともっと多いわけですから。


 一方で、私自身の2年目の挑戦の時、2次試験終了後、合格までの期間、これで落ちたら3年目は何を勉強しようか?と、ちょっと悩みました。それほど2年目はやれるだけ勉強したからです。そして、3年目に何を勉強すればよいかわからないほど、完成度を高めたからでもあります。合格者の中に自分の番号を見つけたとき、幸いにも杞憂に終わってホッとしたことを覚えています。


 合格後に気づいたのですが、色々なセミナーや懇親会に参加してみますと、4、5年勉強してきた方はざらで、8年以上かかって合格した人もちらほらいて、正直驚いたことがあります。私が感心したのは、よくそれだけ長い期間モチベーションを保てたなぁ~ということです。こういう人こそは、きっと診断業務を通じてクライアントとの関係も根気よく続けられるのかも知れません。


 あっという間に受かる人もいますが、そんな人の中にはせっかく取得した資格も活かさず、資格保持に対して結構淡白だっりする人がいます。そんな人を見ると、なかなか現状に満足出来ない人なんじゃないかなあと思います。
それはそれで、大変な人生ですよね。( 一一)


 以上、上記のことはあくまでも個人的見解ですので、あしからず。

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