中小企業診断士 自立に向けてのブログ

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企業経営理論:アウトバウンド・インバウンド

 1次試験の申込受付期間が始まっております。まだ申し込んでない方は、忘れないうちに手続きをしておきましょう。


 さて、企業経営理論で苦労されている方は多いかと思います。私もその一人でした。なにせ、初めて聞く言葉が多いこと、多いこと。((+_+)) 
 漢字で書かれれば、何となくこういうことを意味しているのかなぁ、なんて予想できますが、カタカナで書かれるとそれすらかなわない。。。Orz 1次なら勘でマークすることもできるでしょうが、H24事例II第3問のように、知らない用語が2次で出てきた日には目も当てられません。そのため、数多くあるカタカナ用語、特に1次で出された用語を出来るだけ多く憶えておくことは、避けて通ることができませんでした。(*_*;


 今年の3月ごろだったでしょうか?ワールドビジネスサテライト(WBS)を見ていたら”インバウンド”という言葉をよく耳にしました[1]。これと対になる言葉として”アウトバウンド”というのもありますが、受験生時代、これらの用語の意味がイマイチよく憶えられなかったのを記憶していて、番組をみながら思い出しました。( 一一) WBSでは、インバウンド需要を、海外の観光客が日本にきて行う需要というような意味で使っていたようです。そして、今後はアウトバウンド需要を狙っていこうということで、日本のモノを海外に販売展開することというような意味で使っていたようです。


 そもそも私がインバウンドとアウトバウンドという言葉を知ったのは、企業経営理論の勉強をしていた時で、インバウンドは”企業側が、顧客などから電話で注文を受ける営業スタイルのこと”、アウトバウンドは”企業側が、顧客などに対して電話をかけてアプローチする営業スタイルのこと”のような意味で習いました[2]。そのほか、”インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティング” や[3]、”インバウンドSCMとアウトバウンドSCM[H24-11]”などありました。更に、似たものに”インサイドアウト思考”と”アウトサイド思考”というのもあり[4]、ここまでくると頭が混乱して、一番始めに憶えたインバウンドとアウトバウンドの意味が分からなくなってしまう始末です。。(-_-;)


 本試までまだまだ時間がありますので、そういった混乱はまだ起きにくいかもしれません。が、だんだん本番に近くなり、頭の知識が増えてくると起こる現象かと思いますので、皆さま、くれぐれも気を付けてください。


[1] http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
[2] 「インバウンド」と「アウトバウンド」の意味とは? http://iso-labo.com/wakaru/business/inbound_outbound.html
[3] インバウンドとアウトバウンド。BtoBマーケティング実践における2つの関係性と成果を出すための考え方 http://www.onemarketing.jp/lab/detail/51
[4] 佐々木常夫オフィシャルWEBサイト http://www.sasakitsuneo.jp/column/seven/3.html

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