中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

1次本試までの勉強の仕方

 1次試験の申込受付期間が始まっております。まだ申し込んでない方は、忘れないうちに手続きをしておきましょう。知り合いに、うっかり申し込みを忘れて受付期間終了後に申し込もうと協会に直談判してみたところ、冷たくあしらわれ、1年を棒に振った強者がいました。(/ω\)


 さて、ゴールデンウィークも終了し、既に模試なんかを受けられた方もいると思います。ここからは徐々に1次本試に向け、ひたすら問題を解いては間違いを修正をする、の繰り返しになるかと思います。


 1次本試に向け横浜にある受験校に通っていた頃、私の勉強の仕方は、当初、まず教科書に書いてあることノートにまとめ直し、一通り憶えてから、配布された練習問題集を解くということをやっていました。この方法は、一旦ノートにまとめることで頭が整理でき、かつまとめるところを重要なところに絞ることで効率よく憶えられるのが良かったです。しかし、この方法では、2月後半頃から、授業のペースに徐々についていけなくなりました。そして、一科目終わるごとに行われる答練という模試では、配布された練習問題集を1周する前に受けざるを得なくなり、その結果ぼろぼろの成績になるのが落ちでした。そんな自分に自己嫌悪になり、勉強しても点数が取れないことからモチベーションが低下し、疲労もたまるという悪循環に陥りました。


 そこで、ノートにまとめ直すことを断念し、重要そうな事項にマーカーを引いて下敷きで隠しながら憶えていく方法に切り替えました。中高生だった頃、よくやったあの方法です[1]。これは、教科書に線を引くだけなので、授業を聴きながらでもでき、ノートにまとめるよりも格段に時間の短縮化が図れました。


 しかし、この方法もすぐに欠点が露呈してきました。(-_-;)


 1つは、全て重要そうな感じがして、テキストに線を引きすぎちゃって、マーカーで隠したところが何が何だか分からなくなってしまうという点です。”何だったけなぁ~”、と、チラッと下敷きをどかして、”ああ!そうだ、そうだ”、というような状況がしばしば生じて、一向に憶えられなくなってしまいました。しかも憶えることも多すぎて、答練までに1回は練習問題を解くことは、これまた中々できませんでした。。特に、”練習問題は本番まで3回繰り返してください”と指導されていただけに、本試までの日程を逆算するととても間に合いそうもなくなってきました。(; ・`д・´)

 もう1つは、よく出る箇所とあまり出ない箇所の差が、マーカー線を引いてしまうことで区別がつきにくくなるという点です。ほとんど出ない箇所にも同様にマーカー線を引いてしまうことで、そこにも相当の時間をかけて学習してしまい、費用対効果が低くなってしまいました。

 そこで、どうしたかというと、憶えるのを一旦あきらめて、とりあえず練習問題集を解き始めました。当然、全く正解することはできないです。しかし、正解する問題もあるわけです。なぜ正解したか?理解していたのなら、その部分の教科書を改めて憶える必要はないのです。あてずっぽうや間違ったなら、どういう問われ方をしているか論点を確認した上で、改めて教科書を見ながら、その部分を憶えるようにしました。

 

 振り返ってみると、効率性からはこの方法が一番でした。


(次回に続く)



[1]

★暗記シリーズ 緑マーカーと赤シートのセット★
★暗記シリーズ 緑マーカーと赤シートのセット★
株式会社日本パール加工
おもちゃ

×

非ログインユーザーとして返信する