中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

財務会計:オプション取引

 うっとうしい季節にはいりましたが、いやー、待ちに待ったボーナスの季節でもあります。(*´Д`) これは、有給休暇とともに会社員でいることのメリットだと思います。

 

 さて、仮に1ドル100円を基準に考えた時、円高とはどんなときか?また円安とはどんなときか?落ち着いて考えれば簡単なのですが、慣れないときはよく頭が混乱して、どっちだっけなぁ~、なんて悩んだ経験ってありませんか?
 財務会計で勉強した”オプション取引”も、私にとってその1つで、落ち着いて考えればあまり難しいことやってないのですが、考えているうちに頭の中が混乱して頓珍漢な解答をよく選んでいました。。(;^ω^)


 過去の一次では、H21-19-1、H24-21、H25-22、H25-23、H26-22など、関連する問題が結構出題されています。二次でも、ざっと見ただけでH26-4、H21-4、古いものでH14-3があります。これを正解できるか出来ないかは、割りと合否を分けてしまうかもしれませんね。
 落ち着いてやればできる問題でも、限られた時間の中の試験会場という特殊な環境下では、本来の自分ではあり得ないことをやってしまうのも、また人の性です。そこでそんなことを極力減らすために、受験生時代、私は次のように覚えました。



 輸入の”入”の部分とコールの”ル”の部分がちょうど右に上がる図に似ており、輸入する場合は、コールオプションを購入する。また、輸出の”出”部分とプットの”ト”の部分がちょうど右に下がる図に似ており、輸出する場合はプットオプションを購入する。これを覚えることで出題されたときの混乱を避け、他の問題を解くのに影響がでないようにしました。


 分かりやすいでしょうか?


 気を付けるのは”プロテクティブプット”等、ちょっとひねった問題ですが、これらは基本的な問題が解けて、なおかつ余裕があれば手を出してみるのがよいのではないでしょうか?先ずは、輸入はコール or プット?輸出は?グラフで書くとどうなるか?という基本的なことを間違えないようにすることで余裕が生まれ、ミスがなくなることで得点が安定してくると思います。

×

非ログインユーザーとして返信する