中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

閑話休題:実務経験

 いつだったかは言えませんが、実務を経験してきました。診断士として登録するには、合格後3年以内に15ポイント必要らしく、普通の人は実務補修を3回受けてポイントを獲得するようですが、私は知り合いの業務の手伝いがてらポイント獲得に向けて頑張ってきました。(`・∀・´)エッヘン!! どんな実務かというと、顧客への簡単なアンケート調査でした。特段何か特別な準備が必要な訳ではなく、未経験でもできるもので、普通にアンケートに答えていただくものでした。しかし、これが大変でした。これまでアンケートを受ける経験は多々ありましたが、実際に実施する方になったのは初めてでした。。


 積極的に協力してくれる人はとてもありがたかったのですが、質問とは違う回答をする人の回答をまとめるのは一苦労でした。更に、協力する気のない人、適当に答える人にはちょっと心が折れそうになるところがありました。(+o+) 中には露骨に嫌な顔をされるだけでなく、無言で手で向こうへいけと払う人もいました。(~_~;) ため息とともに脱力感が襲ってきます。


 普段、私の業務では装置など購入先を選定する側だったりするわけですが、商社や装置メーカーなど、断られる方々の気持ちも、ほんの少しですが、理解できた気がします。アンケートも終盤に近付くと、体力的にも精神的にも疲れてきました。でも、こうした調査を元にコンサルを行うのですから、少しずつ慣れていくしかないですね。。(^_^;)


 私自身、これまでそっけなくアンケートを断ってきた経験がありますから、冷たくあしらわれたとしても、仕方がないっていえば仕方がないと思います。それは、中にはいかがわしいものもあったからです。


 昔、とあるお店の店頭で”アンケートに答えたら、くじ引きでプレゼントを差し上げますぅ~”というので、アンケートに答えてくじを引いてみたら、”おめでとうございます~。2等が当りましたぁ~”なんてことがありました。で、肝心のプレゼントの内容はというと、”音楽の有線放送を割安で契約できる”というものでした。アンケートを取っていたおねいさんに、”今、契約しなければ、プレゼントを辞退することになりますけど、いいですかぁ?とてもお得ですよぉ?2等ですよぉ?”なんてつっつかれて、その場の雰囲気と勢いでなぜか契約してしまい、支払いもクレジット払いにしてしまいました。家に戻って頭が冷静になってくると、普段、音楽なんてそんなに聞くことないし、なぜ契約したのか全く分かりませんでした。(-_-;) そこで急いで解約手続きを行いましたが、なんか電話もつながり辛く、”面倒なことになったなぁ”、という経験をしました。後日、別の用事でそのお店に行ってみると、知らない人が私同様に2等を当てているのを見て、”そういうことかぁー”と理解したことがあります。。( 一一)


 こんな経験をしてしまうと、おいそれとアンケートに協力するのは躊躇してしまいすね。(^_^;) ですので、アンケートの協力を求められた場合、まずアンケート内容を聞いた上で、いかがわしいものでなさそうなら、極力ご協力してくださいね。

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