中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

2次試験というもの

 1次突破の喜びもそろそろ落ち着いてきた頃で、今年初めて受験する方は、2次の事例問題をいくつか解き始めて、何を書いてよいやら悩んでいる頃でしょうか?私も始めは”100文字以内”の設問にも、どう頑張っても40文字くらいしか書けず、苦労しました。。( 一一) そのうち、”~でモチベーションを向上させる。”とか、”~で顧客ロイヤルティーを向上させる。”なんて、ながーいカタカナ語を多様したりして、文字数を稼ぐことをやったりしてみたのですが、そのくらいの工夫では一向に点数が安定しないのは、やるまでもありませんでした。


 さて、2次は事例Ⅳ(財務会計)が得意な人には有利だ”といわれています。が、それは、比較的答えが明確な事例IVでは確実に一定以上の得点を確保しなくてはならいという意味だと、個人的に理解しています。そのため、事例Ⅳで確実に点数を獲得した上で、ライバルと差が付きにくい事例Ⅰ~Ⅲでどれだけ得点できるかも、合格に向けて重要になってきます。
 因みに、上の下線部で”点数が安定しない”と書きましたが、個人個人の点数もそうですが、事例Ⅰ~Ⅲは事例ごとに点数がものすごくバラつきます。2次は相対評価なので、特に平均点が悪い事例では下駄をはかされるのではないかと予想されており、そのため下駄をはかされた事例では”1点の差が何百人の差になるだろう”と言われています。


 仮にですが、平均点が30点だとします。このとき、30点前後に大部分の人が集中することになるのでしょうが、そう言う場合は、それこそ31点か29点で合否を分けてしまうかもしれません。


 この辺の詳細は、実のところ噂に過ぎないのですが、確実に言えることは、基本的には各事例でチョンボをやらない人が合格に近づける試験だということです。


 かく言う私も、初めて答練(受験校の小テスト)で事例Iを受けたとき、受験校内の結果ですが、全国で50番以内の成績を採って、”これは合格できるかも?”なんて思ったりしたものですが、その後が続かず、1年目は撃沈しました。( ;∀;)


 如何に安定して点数を稼ぐか?私なりの方法については、参考になるかどうかわかりませんが、おいおい触れたいと思います。それでは、あと2カ月ですが、頑張ってください!

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