中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

設問文を理解するということ

 いやー、期末集中がすごいのなんの。。会社では、どうしてこう9月に色々な締め切りがあるのでしょうか?眠る時間が削られて、ホント、しんどかった。。肩も腰も筋肉が張ってます。でも、明日から3連休。。ここで体をちょいと休めたいところです。。


とはいかなかったのが、受験生時代。皆さまも同じ状況の方がいらっしゃるのではないでしょうか?本番まで残すところ1カ月程度となって、到達点を確認できる模試も残すところあと1つ[1]。疲れてはいるのですが、ここでよい点を取って、本番までの弾みにしたいところです。加えて、このシルバーウィークが最後の集中して勉強できる時間でもあると思います。


 さて、すでに釈迦に説法でしょうが、事例Ⅰ~Ⅲでは、設問文の解釈と理解が非常に重要です。試験では、当たり前ですが、問われたことにもれなく答えなくては失点してしまいます。


 極端な例では、”駅へ行くにはどの道を行けばいいですか?”と問われているのに、”バス停はあっちです。”なんて答える人は、まずいないと思います。でも、実際にはこんな解答をしてしまうのが、2次試験というもの。”駅は東の方です。”なんて、道(行き方)を聞かれているのに、方向を解答するのはまだましな方です。部分点がもらえると思います。


 この極端な例では、何を聞かれて、何を解答すればよいのか非常にわかりやすいのですが、実際の設問文を読んでみると、何を答えてよいのか?そもそも、何を聞かれているのか?全く分からない問題がよくあります。
 その原因は何かというと、私の場合、言葉の意味を正しく理解していなかったことが一つありました。ここら辺に気付き、ある一定以上の点を取れるようになるには、私には2年の時間が必要でした。

 1年目の挑戦のとき、大変恥ずかしい話なのですが、私は基本中の基本、
SWOTを理解していなかったことに気付いてしまいました。( ;∀;)
 過去問を見ますと、事例Ⅰ~Ⅲでは、よくSWOT分析の問題があります。2次を勉強したての頃、さすがに強み弱みの違いは判るのですが、強み機会をごっちゃにしていたり、同様に弱み脅威をごっちゃにしていたりと、もうハチャメチャでした。。(;・∀・)何しろ、2次を勉強したての頃、そもそも与件文とは?設問文とは?ここから意味がすでによくわかっていなかったのですから、今から思うと先の長い話でした。(^_^;)


 そのほか、基本的なものとして、問題と課題です。問題を聞かれているのに課題を解答してしまったり、その逆もあったり、勉強したての頃はよくありました。
 更にワンランク上がると、”なんちゃら戦略”を解答する設問。そもそも”戦略”とは何か?戦略の解答には何を盛り込めばよいか?ここら辺がわかっていなかったことがなかなか点が安定しなかった原因だとわかりました。


 何を答えたらよいかわからない方、またなかなか点が安定しない方、私と同じようなことが理由で点が上がっていないってことありませんか??


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