中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

続 診断士登録証!

 前回からの話題を続けますが、登録証も無事手元に届き、5/18の官報の診断士新規登録にも掲載されました。[1]これで私もやっと診断士と一応言えるようになりました。(*^。^*)


 平成29年4月1日付の新規登録者をみると、500名近くいます。登録番号も416000台ということなので、それだけの人がこれまで診断士になったのかな?なんて思いましたが、中小企業支援法制定(1963年)から2016年まで約50年とすると、毎年8000人登録しないとこの数字にならないので、何か別の理由があるのでしょう。。


 新規登録する人がいる一方で、登録を取り消す(消除する)人もいて、数を数えると70名を越えていました。(@_@;) 中には自ら登録を取り消す人も1名いましたが、それ以外の人は再登録申請をしなかった人のようです。難しい試験に合格して取得した資格なのに、結構な人数がいることに驚いたのですが、落ち着いて考えると、おそらく亡くなった方が結構いるのかなぁと思いました。その場合、中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則第十五条にあるように一応ご家族などからの届出の義務があるようですが[2]、まぁ、家族の人はそのような手続きがあろうとは知る由もないと思いますので(そもそもそれどころじゃないですが、、)、きっと行政上はそのまま再登録申請なしということで取り消しになったのかもしれませんね。。


 さて、上記をみても予測できると思いますが、診断士の登録者数はどんどん増えているようですが[3]、現在の登録者数はざっくり25000人くらいいるのでしょうか?この数字は弁護士(36415人)や税理士(76493人)、社労士(38231人)と比較すると、まだまだ少ないといえます。[4-6](会計士は20000人くらいのようです[7])そのうち独立した人が30%くらいいるとすると、独立診断士は全国に7500人くらいいるということになります。中小企業の数は381万者(2014年)あるので[8]、これもざっくり1割の会社が診断士を必要としていると考えますと、診断士1人当たり担当する会社は51社ある計算になります。(@_@;)2割だとしたら、1人当たり約100社!?受験生時代、講師の先生の中にはクライアントが数十社あります、なんて言っていた人がいて、すげぇなぁー(^_^;)、なんて思ったりしましたが、あながち不可能な数字ではないのかもしれません。この推計がどこまで正しいかわかりませんが(こういうのをフェルミ推定というのでしょうか??)[9]、診断士の需要はまだまだありそうな気がしますね。


 診断士を目指している方、勉強のモチベーションになりましたでしょうか??(^v^)


[1]https://kanpou.npb.go.jp/
[2]中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則
[3]中小企業診断士を取得した後に大事にしたいこと | ど真ん中を生きる独立・経営
[4]http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/statistics/data/white_paper/2015/1-1-1_danjo_nenrei_suii_2015.pdf
[5]税理士登録者数 | 日本税理士会連合会
[6]社会保険労務士になるには | 社会保険労務士の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden
[7]公認会計士登録者数,会員数の推移 -公認会計士資格試験ポータル公認会計士seek-[8]http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/h28_pdf_mokujityuuGaiyou.pdf
[9]フェルミ推定 - Wikipedia

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