中小企業診断士 自立に向けてのブログ

中小企業診断士にまつわる話を軸に、様々なトピックについて取り上げていきます。

今の時期の過ごし方

 2次試験合格発表まで1か月。まだまだ時間がありますね。約1年我慢して得たこの期間を無駄にしないように有効活用しましょう。
 私は2年目の挑戦の時、今の時期本をたくさん読んだということを書いた気がします。ただ、本ばかりを読んでいたのではありませんでした。休みの日には、勉強がてら講演会やセミナーに参加し、そこで創業者として軌道に乗られた方の体験談を聞いたり、今まさに創業しようという人と話したり、診断士がどんな仕事をしているか見てみたりしていました。診断士になってから一般の人にまぎれてこういうところに参加するのはどうかと思いますが、あの当時の私は、正確には未だ診断士ではないので、参加することに何ら問題はなかったかと思います。探せば無料のところがありますので、お時間がある方は、この時期に、是非、こういったセミナーなどに参加してみるのも手かもしれませんね。[1](#^.^#) 色々学ばされることがありますよ。


 さて、先週は、久しぶりに1日実務をやってきました。ものすごくいい天気でしたので、日に焼けてしまいました。((+_+)) 今月はもう一件1日実務を予定しており、これが終わると今年度の予定はひとまず終了です。最低1年に6ポイントほしいところですが、このままですと、今年度は5ポイントどまりのようです。。私は、企業内診断士ですので、仕方ないところがあると思いますが、もうちょっと頑張らないといけないかなぁとも感じてます。しかし、年齢のせいか、最近会社で部下も増えて、その分悩みも増えて、マネジメントが忙しいです。。まぁ、5年あるわけですから、あわてず行きたいと自分に言い聞かせています。。
 あと、1年に一回は受けた方がいい理論政策更新研修の方は、まだ1度も受講したことがありません。どんな様子なのか、ちょっと楽しみです。こちらの方も今年度中には受講する予定ですので、どんな感じであったか、またの機会に報告したいと思います。

 しかし、診断士は実務補修や登録、更新ポイント獲得、その他協会関連の仕事などなど、試験に合格した後の方が忙しいような気がします。。


 ところで、今年の富士山の初冠雪は2次試験の次の日の10/23だったようですね。[2] その後、雪はいったん解けてしまったようですが、先日きれいに雪をかぶっていたのを見かけたので、思わず写真を撮ってしまいました。(電線が邪魔ですが、、、)




[1] KIP | 公益財団法人 神奈川産業振興センター | 中小企業の起業から経営・資金調達までを総合的にサポートする公益財団法人 神奈川産業振興センター
[2] 富士山 初冠雪 平年より23日遅く(日直予報士) - 日本気象協会 tenki.jp

2次口述試験の件

 本日は久々の実務で外に出ます。診断士として登録してから7か月が経過しましたが、なかなか活動できていないなぁ。。(^_^.)


 さて、試験が終わって、2週間が経とうとしています。そろそろ心と身体の方は落ち着きましたか?落ち着いた人も落ち着いてない人もですが、完全に試験のことが頭から抜け落ちてしまう前に、再現答案を作成しておくことをお勧めします。
 絶対に今後の役に立ちますので。


 昨年の今頃ですが、2次口述試験について、こんなことを書きました。。


”さて、2次口述試験の試験時間は一人あたり10分あります。試験の始めに、試験官より4つの事例のうち2つの事例について質問する旨、説明を受けます。この2つの事例なのですが、おそらく、自身の点数の悪い事例から2つだと思います。”


 これ、どうも間違っていたようです。(^_^;)
 その後、同じように開示請求を行った合格者に聞いたところ、その人の成績と面接で聞かれた事例は全く違っていたとのこと。
 私の場合は、たまたま成績の悪かった2つの事例について聞かれたようでしたね。それでも、再現答案を作っていたおかげで、事例の内容が頭にしっかり記憶されていたので、自分で言うのもなんですが、面接では、まぁ、よく対応できた方だと思います。
 ですので、2次口述試験では、4つの事例について万遍なく勉強していった方がよいでしょう。


 あと、ついでですが、各事例の判定ですが、合格した年の私の成績はすべてA判定ではありませんでした。上に出てきた人の成績も全てがA判定ではなかったので、合格するためには必ずしも全ての事例でA判定を受ける必要はなく、どうも合計の点数が良ければ合格できるようです。受験生当時、すべてA判定でないと合格できない!なんて噂が耳に聞こえてきましたが、どうも都市伝説だったようです。。
 ですので、あの事例で失敗したなぁなんて思っている人は、D判定さえもらわなければ他の事例で十分巻き返せる可能性がありますので、心配しないでくださいね。。

お疲れ様です。

 2次試験の方、お疲れ様でした。
 いつもなら試験が終わったその足でお疲れ様会のようなものを催すものでしたが、今年は生憎の天気だったこともあり、どうだったのでしょうか??きっと、疲れたことでしょうから、さっさと帰宅したのではないでしょうか?
 これをパスしますと、次は2次面接になります。合格発表からわずか1週間程度しか準備時間がないので、それに備えて前々から勉強しておくのがよいでしょう。
 と、いいたいところですが、実際はなかなかやれないですよね。(^_^;)
 それどころか、余程結果に自信があるのならともかく、試験のことを思い出すのも嫌ですよね。私も1年目のときは、試験が終わってから、問題用紙に触れることすらありませんでした。まぁ、しかしですね、せめて再現答案を作成しておくことはお勧めしておきたいと思います。作成することで記憶が定着するので、2次面接に進んだ場合、短時間で準備ができます。それに、残念な結果となった場合も次に必ず活かせます。時間が経つとどんな解答をしたか忘れてしまいますので、早めにやっておいた方が良いと思います。


 さて、合格発表までの間、ほとんどの人は一喜一憂しながら過ごすことになるでしょう。もしやこれは合格するかも?や、しまった!あんな解答を書いてしまった、などなど。。私も1年目はそうして発表までの数週間を過ごしましたが、振り返ってみると何にもやっていなかったに等しいですね。試験の結果が気になって、なかなか遊びに集中できなかったというのもありますが、それにしても時間がもったいなかった。(´_ゝ`)


 これを反省して2年目の挑戦のときは、割り切ってそれまで試験勉強でできなかったことをやることにしました。
 その一つが読書です。週1冊くらいのペースで読んでいったでしょうか?2次の面接までに10冊近く読んだ気がします。その中の一つにこの本がありました。[1] もともと人に勧められて読んでみたのですが、タイトルからしてどんな内容か想像できますよね(^_^;)


 勉強をやるときには、やりたいことを我慢して集中してやることが重要です。が、しかし、これを読んだとき、果たして我慢することが自分にとって本当に良いことかどうかわからなくなりました。若い時ならまだしも、ある程度年齢を重ねていくと、それこそいつこの世を去るかわからなくなってきます。私の会社の同期の中にも、すでにこの世を去った方が数人います。また、同僚の中には定年からしばらくして、思うように動けなくなった人がいました。。若かれしときは、定年になってから遊べばいいや、それまでは我慢して仕事しよう、と考えていたものです。そのため、今までやりたいことを我慢して仕事して、そして勉強して過ごしてきました。
 
 しかし、それで本当によいのでしょうか?
 もっとやりたいことに時間を使うべきでなかろうか?


 かといって、仕事・勉強そっちのけで好きなことばかりやるのもよくないことは当然です。ですので、何事もバランスですし、私はオンとオフの切り替えが重要だということではないだろうかと考えています。


 次を目指そうと次の勉強を考えている人もいるかと思いますが、それも一つの選択だと思いますし、これまで我慢してきた分思いっきり遊ぶのもありかと思います。
 ただ、合格発表までの時間を無為に過ごすのでなく、自分にとってより良い時間となるように、オンとオフの切り替えをしていった方が良いと思います。


 お疲れ様でした。


[1] 

幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日 (幻冬舎新書)
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